2026年、今年の初詣はどこへ行きましたか?
私たち家族は1月4日、海老名駅から徒歩15分ほどの場所にある「有鹿神社」を訪れました。

住宅地の中の生活道路に面した立地ながら、境内に足を踏み入れると鎮守の森が作り出す静けさに包まれる神社です。
海老名駅から徒歩で参拝できる「有鹿神社」
小田急線・相鉄線・JR相模線が交差する海老名駅。駅前には商業施設が立ち並び、人の流れも絶えません。そんな海老名駅を起点に、有鹿神社へと向かいます。
徒歩で向かえばおよそ15分ほどです。
東口を出てしばらく歩くと、にぎやかな景色は次第に落ち着き、住宅地や畑が点在する穏やかなエリアへと変わっていきます。
住宅街と相模川のすぐそばで、水源を守るように鎮座しているのが有鹿神社です。
バスを利用する場合は海老名駅東口を出て、バスロータリーの2番乗り場へ向かいます。
そこからコミュニティバスYou Bus(ユーバス)の「下今泉ルート」に乗車し、「たんぽぽ歯科前」バス停で下車してください。
バス停から有鹿神社までは、徒歩約2分ほどで到着します。
車の方も、境内に25台ほど停められる駐車場が用意されているので安心です。

相模国最古の神社が語るこの土地のはじまり

有鹿神社の創建年は不明ながら、相模国最古の神社のひとつとされており、その歴史は奈良・平安時代にまで遡ると伝えられています。
主祭神は有鹿比女命(ありかひめのみこと)。水を司る女神であり、古代より水の恵みとともに生活を築いてきた人々の信仰を集めてきました。
相模川の恵みと「有鹿の森」が守る境内
有鹿神社の本宮は、相模川とその支流が合流する地点に位置しています。
水はけのよい自然堤防の上に鎮座し、古くから水の恵みを受けてきた土地であることが感じ取れます。

境内のほぼ全域が海老名市の自然緑地保全区域に指定されており、「有鹿の森」と呼ばれる鎮守の森が広がっています。
豊かな緑に包まれた空間で、木々の間を抜ける風や木漏れ日が心地よく、静かな時間を過ごせる場所です。
境内で出会う、神社の営み
鳥居をくぐって左手に進むと、まず鐘があり、その先に立派なお神輿が飾られています。

お神輿の装飾を眺めていると、この神社が地域の祭りとともに歩んできた歴史が伝わってきます。
さらに進むと社務所があり、お守りやお札が授与されています。参拝者が思い思いに選ぶ姿が見られます。

その奥では、古いお札を納める納箱が設置されており、お焚き上げの炎が静かに燃えていました。

こうした日常的な神社の営みに触れることで、この場所が単なる観光地ではなく、今も地域の信仰の中心として機能していることを実感します。
初詣に見える、地域に根づく信仰のかたち
初詣の時期になると、有鹿神社には家族連れや地元の方々が多く訪れます。
私たちが訪れた11時頃には、本殿の前に20人ほどの参拝者が列を作っていました。

有名で大きな神社のような混雑はありませんが、地域の人々に大切にされている温かな雰囲気が感じられます。
境内では名物の「パンダ宮司」が参拝者を出迎えています。

有鹿神社の顔、パンダ宮司さんがにこやかに写真撮影に応じる姿は、この神社ならではの光景です。
私たち家族4人も一緒に写真を撮らせていただき、その後みんなでおみくじを引きました。

結果を見せ合いながら笑い合う。そんな何気ない時間を、自然と過ごさせてくれる空気感こそが、この神社の魅力なのかもしれません。
厳かさの中にも親しみやすさがある。この神社が地域に生きている証です。
訪れてみませんか、有鹿神社へ

発展を続ける海老名。その一方で、有鹿神社は変わらぬ場所にあり続けています。
新しさと古さ、喧騒と静寂。その両方が共存していることは、この地域の大きな魅力です。
忙しい日常の中で立ち止まれる場所は、決して多くはありません。初詣でなくても、時々心を整えるために訪れてみてはいかがでしょうか。
海老名駅から歩いてたどり着ける距離に、心落ち着く時間が流れる場所がある。
有鹿神社は、地域に根ざした魅力を持つ神社として、多くの人々に親しまれています。みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。
有鹿神社
住所:神奈川県海老名市上郷1-4-41
アクセス:JR相模線/相鉄本線/小田急線「海老名駅」から徒歩約15分
TEL: 046-234-4763
受付時間:9:00-20:00(水曜のみ19:00まで)
駐車場:あり





















