小田急電鉄小田原線が通る本厚木駅。
神奈川工科大学・東京工芸大学・東京農業大学・松蔭大学(厚木ステーションキャンパスおよび厚木森の里キャンパス)と4大学(キャンパスは5つ)の最寄り駅となっています。
駅直結のショッピングセンター「ミロード本厚木」もあるので、若者が行き交う活気あふれる駅です。
そんな賑わいを見せる駅前周辺から、あまり離れていない場所にあるのが、今回紹介する「厚木さつき公園」。
厚木さつき公園の魅力を、この記事ではたっぷりとお届けします。
駅からのアクセスもばっちり!近隣住民のオアシス「厚木さつき公園」
本厚木駅の北口を出て、大通りを左手に真っ直ぐ進みます。
「本厚木あいたる歯科」を目印に、6つ目の横断歩道を渡り、そのまま直進すると見えてきます。
所要時間は、徒歩で4分~6分程度。
比較的大通り沿いを歩いていくため、迷子になる心配もありません。
正面入口は、少し狭めで階段が4段あります。
ベビーカー利用のお子様連れは、他の入口へ迂回した方がいいですね。
広さ2,303平方メートルあるということで、テニスコート8面分に相当します。
子供たちが追いかけっこをするには、十分な広さです!
トイレも設置されています。
常時開放された公園なので、朝早く来ても、夕暮れ時に来ても問題ありません。
管理がしっかりされているので、利用時間が決められている公園と同じくらい清潔感があります。
2000年に設置された複合遊具の老朽化により、遊具の交換工事が行われ、2020年12月に複合遊具がリニューアルされました。
カラフルで大きな複合遊具は、4歳から12歳が対象。
トンネル型の滑り台とシンプルな滑り台が1台ずつ配置されています。
1歳から3歳が対象の幼児向けの遊具施設は、別の場所に分かれています。
幼児向けエリアにはゴムチップを舗装し、遊具の周りには安全柵を設置。
滑り台が1台と近くには、正方形の砂場があります。
滑り台は低めになっているため、小さなお子様でも安心。
年齢の違う子たちとぶつかってケガをしてしまう心配もなく、のびのびと遊べますね!
ベンチは防災仕様!防災にも強い公園
広い園内には、ベンチが至るところにあります。
2〜3名掛けベンチが10基ほど。
またテーブル付きベンチも3基あり、それぞれ6名掛けで利用ができそうなサイズ感です。
天気のいい日には、お弁当やお菓子をもってピクニックができますね。
しかし…このベンチ、ただたくさんあるわけではありません!
実は防災用のベンチになっているタイプが、いくつかあるのです。
看板の説明を見ますと…用途が3種類に分かれている様子。
① トイレベンチ
専用テント(収納ベンチに格納)と組み合わせて設置することによって、トイレ(汲み取り式)として使用可能。
ベンチ1基に対して、脚の部分が2基分のトイレになります。
地下のタンクがあり、1基950リットルで1日100人使用した場合だと、7~8日間分が貯留できるそうです。
② 収納ベンチ
災害時、座面を外すとトイレベンチ用のテントが収納されています。
大型と小型のテントが設置できるので、大型テントは車いすのまま利用もできます。
震災時には衛生管理が大変なので、こういう設備が公園にあるのは、頼もしい限りです。
③ かまどベンチ
災害時、座面を外すとかまどになるベンチ。
簡単な組み立て式で、45リットルの大型鍋を2個のせて同時調理ができます。
厚木市では、市内の公園等に防災用ベンチを設置しているのだとか。
いざという時のために、厚木市の公式HPには防災用ベンチ設置箇所一覧表を掲載しています。
厚木市内に住まわれている方は、住宅近くの公園等をぜひ一度ご確認ください!
大きな木陰で、四季を感じられる公園
園内には高い大きなケヤキ、クスノキ、桜の木といった樹木が立ち並んでいます。
最近の公園は、防犯や周辺環境の配慮から大きな木がない公園も多くなってきました。
でもやはり、公園を訪れたら四季を感じたくなりますよね。
秋は黄色く紅葉したケヤキが見られ、春は満開の桜が見られるそう。
気軽に紅葉やお花見が楽しめますよ。
すぐ近くにはヨークフーズ、セブンイレブン、湘南クッキーのアウトレット販売所が設置されています。
近くを訪れた際には、ピクニックがてら公園を利用してみてはいかがでしょうか。
厚木さつき公園
住所:神奈川県厚木市中町4丁目85
アクセス:小田急線「本厚木駅」より徒歩約4分
駐車場:なし(近所にコインパーキングあり)
営業時間:常時開放
定休日:なし
電話:046-225-2410