厚木市が誇る、数多くの農作物や加工食品をリーズナブルな価格で手に入れたい!そんな時は、早起きして「厚木市民朝市」に訪れてはいかがでしょうか。
朝6時の開催とのことで、早起きの苦手な私には辛いと感じていましたが、いざ訪れると充実した品ぞろえやコストパフォーマンスに魅入られ、ついつい爆買い。眠気を我慢してでも訪れる価値のある、厚木の風物詩であることが判明しました。
厚木市文化会館の北口駐車場で開催。開設50周年を迎えた歴史ある市場
厚木市民朝市は、毎週日曜日(1月第1日曜日除く)の朝6時から7時に厚木市文化会館の北口駐車場で開催されるイベントです。
会場までのアクセスは、小田急線本厚木駅北口から徒歩で約12分ほど。バスの場合は、本厚木駅南口14番線、もしくは厚木バスセンター9番線に乗車後、「厚木市民文化会館前」で下車します。

厚木市文化会館入口に到着したら、まっすぐ進み右へ曲がった場所が会場です。
厚木市民朝市が初めて開催されたのは、1974年(昭和49年)。当初は毎月1回程度でしたが、住民からの熱い要望により毎週1回の頻度で実施されることとなりました。
2024年で開設50周年!時代を超えて愛され続けるイベントであることが伺えます。
一流の生鮮食品が三流価格で手に入る

時刻は午前6時。早朝にもかかわらず予想以上のにぎわいに驚きです!

こちらが今回の出店店舗です。生鮮食品から惣菜まで、個性豊かなお店が軒を連ねています。



出店店舗で最も多かったのは、厚木の野菜農家。新鮮な野菜を私も購入しました。
大玉のトマトが9個で150円、ニンジンが7本で100円、玉ねぎが3個で100円。新鮮かつ、お値段も驚異的な安さです。

食肉を販売していたのは「厚木食肉組合」。
「この豚肉は絶対においしいよ!」と自信満々な呼び込みに誘われ、こちらも購入することに。豚肉220g305円、上豚バラ肉200g403円を購入。
豚肉100gあたりの平均価格が285円ほどといわれているのを踏まえると非常にお買い得です。

刺身を販売していたのは「鮨と肴 みよし」。刺身の名店が朝市に出店していました。本厚木でかつて寿司屋を営んでいたお店がおこなっている移動販売です。
新鮮さがわかる刺身の色彩に興味を引かれ、今回はマグロの刺身(500円)を購入しました。
加工品も充実!厚木自慢の飲食店の数々


豆腐や油揚げなど豆加工品を販売していたのは、2025年で創立90周年を迎える「三橋豆腐店」。「かながわブランド」に認定された厚木産「津久井在来大豆」を使用した豆腐は、甘味が強く濃厚な豆腐のうまみが味わえます。

うどんや・そば・中華麺を販売していたのは、製造卸を営む「川なべ」。無添加で良質な麵を提供しています。

カレーなどのインド料理を販売していたのは、厚木市妻田北でカレー屋を営む「ODISHA(オディッシャ)」。カレーやナンだけでなく、インドで取り揃えた紅茶など、ここでしか買えない珍しい商品も販売していました。

スイーツを販売していたのは、厚木市旭町で洋菓子店を営む「ポニイ」。種類豊富な洋菓子に惹きつけられ、今回はスイスロールを購入しました。

洋菓子店では珍しく、シェフ手作りの自家製パンも手掛けています。

食品だけではなく、厚木市松枝の花屋「ごむの木」が出店する植栽の販売もありました。
安さと新鮮さに魅せられた結果、物欲に駆られてたくさん買い物してしまいました!

魅力的な商品が多すぎて、取材そっちのけで買い物に熱中。楽しくて、厚木の魅力がたっぷりつまった朝市でした。
厚木の食材がお得な価格で手に入る「厚木市民朝市」は厚木市民の味方!早朝だからと油断すると一瞬で売り切れてしまいますので、開始時間の6時までに訪れるのがオススメです!ぜひ訪れてみてくださいね。
厚木市民朝市
住所:神奈川県厚木市恩名1-9-20(厚木市文化会館 北側駐車場)
アクセス:小田急線「本厚木駅」北口から徒歩約12分
本厚木駅南口14番線のりばから東京農業大学行、「厚木市文化会館前」下車
厚木バスセンター9番線のりばから船子経由森の里行、「厚木市文化会館前」下 車
TEL:046-225-2801(厚木市農業政策課 )
開催日時:毎週日曜日 6:00-7:00(1月第1日曜日は定休日)
駐車場:あり