年末のある週末に、家族で海老名市杉久保の豊受神社へ参拝してきました。
初詣はいつも混雑が気になりますが、年末詣なら落ち着いて参拝でき、子どもたちともゆっくり一年を振り返る時間が持てました。
今回は海老名・杉久保地区の氏神様である豊受神社をご紹介します。
海老名杉久保の氏神様「豊受神社」とはどんな神社?
海老名の杉久保地区には豊受媛命(とようけひめのみこと)が祀られている、歴史のある神社、豊受神社があります。

豊受神社ってどんな神社なの?という方のために、以下簡単にまとめましたので、ごらんください。
海老名市の豊受神社は、伊勢神宮の外宮(げくう)と同じ、豊受媛命様を祀る歴史ある神社です。
豊受媛命は、食物や穀物を司る女神様で、豊受大神(とようけのおおかみ)とも呼ばれます。
豊受媛命には、五穀豊穣や食べ物の恵み、産業振興のご神徳があります。農業が盛んだった時代から、豊かな食の恵みをもたらす神様として人々に親しまれてきました。

神社境内の掲示によると、豊受神社は奈良時代の神亀2年(725年)に創建されたと伝わります。
さらに推古天皇6年(598年)には「豊受皇大神が馬に乗って降臨した」という言い伝えがあり、この地が恩馬(おんま)と呼ばれるようになったそうです。
神様が馬に乗って現れたという伝説が地名の由来になっているというのは、とても興味深いですよね。

豊受神社は旧恩馬郷四ヶ村(本郷・杉窪・上河内・中河内)の鎮守として地域の人々に信仰されてきました。
当初は御陵を御神体として拝殿のみがありましたが、後に内殿が創建されたといいます。
度重なる戦火で焼失し、再建を繰り返してきた歴史もあり、現在の拝殿は昭和60年(1985年)に造営されたものだそうです。
拝殿には江戸時代の絵馬3面が保存されていて、すべて海老名市指定重要文化財。そのうち1面は地元の画家・金指桂山が奉納したものとして知られています。
地域の歴史と人々の暮らしを見守り続けてきた、由緒正しい神社なんですね!
駐車場完備でアクセス良好!静かな住宅街に佇む豊受神社

私たちが訪れたのは12月中旬の土曜日、午後3時ごろ。
境内の前には無料駐車場があり、車で直接アクセスできるのがとても便利でした。
周辺は住宅街。静かで雰囲気も落ち着いているため、交通量も少なく、小さな子どもがいる家庭でも安心して利用できると感じました。
公共交通機関を利用する場合は、バスを降りてから少し歩く必要があります。そのため、特に家族で訪れる際には車での移動が便利ですね。
この日は境内に他の参拝者はいなかったので、私たち家族だけで凛とした雰囲気を独り占めできましたよ。
家族でゆっくり参拝できた年末詣の様子をご紹介します

初詣とは違って、混雑もなくゆっくりと参拝できるのが年末詣の良いところかもしれませんね。
子どもたちには「今日は一年のお礼を神様に伝えに来たんだよ」と説明しながら参拝しました。

まずは狛犬に囲まれた鳥居の前で一礼し、鳥居をくぐります。

鳥居をくぐると、境内へつづく階段がみえます。
階段を登ると右手に手水舎があり、龍の形をした手水(てみず)から水がチョロチョロと流れているので、ここで手や口を清めました。

手水は、日本の神社や寺院において、参拝前におこなう浄化の儀式。この行為は、手や口を水で清めることを指し、神聖な場所に入る前に心身を整えるための重要なステップとされていますよ。

「お清めの順序ってどうだったっけ?」という方もご安心ください。

手水舎の上部には使い方の説明が掲示されていました。親切ですね。
清めた後はいよいよ拝礼。お賽銭を準備し、1年間無事に過ごせたことのお礼を伝えます。

拝殿はシンプルな造りながら落ち着いた空気が漂い、周囲に人がいなかったため家族でゆったりと手を合わせることができました。

拝礼の作法も「二拝二拍手一拝」と掲示されていて、子どもたちと一緒にその通りに一年の感謝を伝えました。


静かな雰囲気の中、家族揃って無事に年末詣を済ませることができました♪
四季を感じられる境内はちょっとした散歩にもピッタリ
年末詣を無事に終え、神社敷地内を少し散歩してから豊受神社を後にしました。


本殿を正面に右側へ進むと、天満宮や境内内宮(天照大神の社)、境内寄宮五社が並んでいます。
豊受神社は五穀豊穣や食の恵み、産業振興のご利益だけでなく、学業成就や家族の繁栄などのご利益もあるんですね。
駐車場へ向かう途中、石段に落ちたもみじの様子がとても素敵で、思わず写真を撮ってしまいました。

秋にはイチョウの黄色いじゅうたんが広がるそうで、また別の季節にも訪れてみたいと思いました。
地元に愛される豊受神社

豊受神社の境内には、特別な休憩所や売店などはありませんが、駐車場があるため車で訪れやすい点は、家族連れにとってうれしいポイントですよね。
神社には常駐の宮司さんがいないため、御朱印の対応はされていません。御朱印目的の方はご注意ください。
夏には盆踊り、秋にはお神輿が出たりと、地元の人々に愛されている豊受神社。
平日は静かな雰囲気で心落ち着くひとときを感じられます。
初詣では福銭のお土産がいただけることも。

海老名市公式(https://www.city.ebina.kanagawa.jp/shisei/profile/tankyusha/karuta/1000845.html)より引用
海老名市の郷土かるた「む」の場所(村むらの 氏神様の 豊受神社)にもなっている豊受神社は、いろんな季節のたびに行ってみたくなる神社ではないでしょうか?
ぜひ、みなさんも訪れてみて、歴史や雰囲気、四季を楽しんで見てくださいね。
豊受神社
住所:神奈川県海老名市杉久保北2-22
アクセス:小田急線、相鉄線、JR相模線「海老名駅」から相鉄バス綾23系統「下浜田経由農大前」行 約15分 「サンパルク650」下車 徒歩約4分
TEL:046-238-4973
駐車場:あり





















