厚木市の西部に位置する森の里。
自然に恵まれた場所にある「森の里ニュータウン」の付近には、「県立七沢森林公園」「若宮公園」「あつぎつつじの丘公園」などの大きな公園が複数あります。
今回は、丘陵地を活かした広大な公園「若宮公園」を訪れたのでご紹介します!
若宮公園ってどんな公園?
若宮公園の面積は、88,648.01平方メートルあるそうです。
「それって一体どのくらい?」と疑問に思って調べてみると、東京ドーム約1.9個分の面積に該当するそうです。
なるほど!東京ドームと聞くと、なぜか納得してしまいます。

公園の中には芝生広場やテニスコート、調整池、野外ステージ、蒸気機関車D51などがあり、見どころがたくさんあります。
そんな広い敷地の公園で、春には「梅」「桜」、5月には「こいのぼり」、秋には「イチョウ」や「モミジ」の紅葉など、四季折々の景観が楽しめます。
今回私は、梅の花が咲く2月中旬に訪れました。
無料駐車場あり!
公園へのアクセスは、車の利用がおすすめです。
若宮公園には3か所の駐車場があります。
駐車場は、自由広場・梅園・テニスコート付近にあるので、目的に応じて近くに停めると便利です。

テニスコートの利用は、厚木市の「公共施設予約システム」からの予約が必要となります。
トイレもベンチも複数あり!
公園内にはトイレが2か所ありました。どちらも駐車場の近くです。
敷地が広いので、はじめにトイレの場所を確認しておくことをおすすめします。

園内を散策していると、さまざまな場所でベンチを見かけたので、休憩する場所には困らなそうです。
池や花を眺めながら、自然の中でのんびり心地よい時間が過ごせます。

「野外ステージ」付近も、座って休憩やおしゃべりができそうな場所でした。
イベントがおこなわれていないときは、どなたでも利用ができるスペースです。

春の訪れを感じる梅園
若宮公園の西側、野外ステージから近い場所に「梅園」があります。
毎年、1月下旬~2月中旬頃に開花し、一足早く春の訪れを感じることができるスポットです。

園内には5~6種類の梅の木があり、種類によって開花の時期が異なるようでした。
私が訪れた2025年2月中旬は、満開に近いものもあれば、つぼみの木もあり、全体的には見頃はこれからといった様子でした。

濃い色、淡い色、一重咲き、八重咲きと、さまざまな花を楽しむことができました。
ピンク色の八重咲きの花が青空に映えて美しく、印象的でした。
みなさんもお気に入りの花を見つけてみてくださいね。
公園のシンボル「風月亭」
梅園を少し下ったところには、「風月亭」という建造物があります。
厚木市の友好都市である中国の揚州市から寄贈されたものだそうです。

近づいてみると、なんとあずま屋でした!
ここで休憩して周りの自然を楽しむのもよさそうですね。

ただし、風月亭やその周囲での飲食・喫煙はできないようなので、ご注意くださいね。

広~い公園を散策!
公園の中央には、芝生が広がる「自由広場」があります。
スポーツをしたり、走り回って遊んだり、愛犬と散歩をしたりと、いろいろな過ごし方ができますよ。

公園内には川が流れていて、「調整池」へとつながっていました。

池の周りは見渡す限り斜面地になっていますが、整備された緩やかな通路もあったので、ベビーカーの方でも散策が可能です。

池の上に見えるのは「若宮橋」です。公園の上を車が通っているなんて、なんだか不思議な気分ですね。
池に近づいてみると、たくさんの鴨たちが泳いでいました。
ほのぼのとした光景に、なんだか癒されました。

傾斜がある広大な公園なので、園内をぐるりと1周するととてもいい運動になると思います。
私が若宮公園を初めて訪れたときは、迷路みたいに感じてワクワクしました。
四季折々の変化を楽しむことができるので、みなさんもぜひ訪れてみてくださいね。

若宮公園
住所:神奈川県厚木市森の里1-38-39
アクセス:「厚木バスセンター」から「森の里」行きバス約25分「森の里センター」下車徒歩約3分、または、東名厚木ICから車で約12分
駐車場利用時間:夏季(4月から9月)8:30~18:30/冬季(10月から3月)8:30~17:30