新幹線好き必見!広い芝生で思いっきり走り回れる「海老名市本郷ふれあい公園」

日中は温かくなり、上着を着なくてもちょうどいい季節になってきました。
今回は、そんな季節にお出かけしたくなるような開放感のある広い公園をご紹介します。

海老名市と藤沢市の市境にある「海老名市本郷ふれあい公園」です。2020年にオープンした新しい施設です。

広~い芝生と大きな遊具で思いっきり体を動かせます

開放感たっぷりのこの広い芝生、見た瞬間大人でも走りだしたくなってしまいませんか?

大型複合遊具や健康複合遊具もあり、小さい子から大人まで遊べる環境です。遊具付近の地面はクッション性があり、ひざや腰への負担も軽減されるようになっています。子どもが転んでも安心かも!?

大型の複合遊具では、子どもたちが「こっちから上ろうかな」「今度はこっちからおりてみようかな」と考えながら何度も何度も楽しんでいる姿が印象的でした。

芝生の周りをランニングしている方や犬の散歩に訪れる方、きれいな花壇をみながらゆったりお話をする方など市民の憩いの場となっているようです。取材に伺った日は、お天気もとてもよかったので、近所の保育園児たちがピクニックをしていましたよ。

乗り物好き必見!新幹線が見えます

なんとこちらの公園から新幹線が良く見えるんです!東海道新幹線の線路がすぐ目の前を通っているので、上りも下りもノーズ部分から最後尾まで見送ることがてきちゃいます。

「ゴゴゴゴゴゴゴ~」という音が聞こえると新幹線が近づいてきた合図です。体感的には5分に2本見送れる時間帯もあったように感じました。

こちらの見晴台は特等席!

小高い丘になっている見晴台にはベンチが3台あります。ここに座ってワクワクしながら新幹線が通るのを待ちます。なかなか新幹線全体を見る機会がないので、「新幹線の一両ってこんなに長くて、こんなに早く走っているんだ」と大人でも少し興奮してしまいました。鉄道好きのお子さんは飽きずにずっと見ていられるかもしれませんね。

災害時への備えも考えられています

本郷ふれあい公園は、災害時への対策も考えられています。広域避難場所を想定して設置された防災設備が園内にいくつもあるのです。

こちらはかまどベンチ。

一見普通のベンチですが、災害時や行事の際には煮炊きができるかまどに変身するようです。イラスト付きで分かりやすく説明が書かれているので、いざという時も慌てずに利用できそうですね。

休憩施設のパーゴラは、災害時にはテントを取り付けることで一時避難所や救護施設として活用できるようです。

その他、公園奥には災害用マンホールトイレも設置されているようです。

万が一の際にこういった施設があることが頭にすみにあるだけで、少しは安心して生活できるのかもしれません。市民のことを考えてつくられている公園だと感じました。

子ども連れにもありがたい設備がたくさん

こちらの公園、芝生のすぐ目の前に駐車場が完備されています。

公園隣接の駐車場は約20台分ですが、近くに臨時の駐車場もあります。
また、お手洗いも広くおむつ替えできる設備もあるので助かります。

段差も少なく園内は整備されているので小さなお子さんでも歩きやすいと思います。四季折々の草花で彩る「花木園」はいつ行ってもきれいな花が咲いているので、お散歩するだけでもきっと楽しめますよ。

こちらの公園は、一年を通して花壇のお花がきれいでごみも少ない印象です。公園施設の利用時間は9:00~18:00(10月~5月は17:00まで)となっており、9:00前に通った際は係の方が清掃をしているようでした。管理自体は委託しているそうですが、いつ行ってもきれいな公園なので、おそらくきちっと管理が行き届いているのだなと感じました。

園内にはシダレザクラやカワヅザクラ、コナラやクヌギも植樹されています。春は桜を眺め、秋はドングリ拾いも楽しめそうです。

駅からは少し離れた場所にありますが、駐車場や駐輪場もあり、目の前にバス停もありますので、天気のいい日にお弁当を持ってピクニックに行くのもいいかもしれません。

今度のお休みのお出かけ候補として、リストに入れてみてはいかがでしょうか。お天気の良い日は最高にリラックスできること間違いなしです。ぜひ一度足を運んでくださいね。

本郷ふれあい公園
住所:神奈川県海老名市本郷3611-1
アクセス:小田急線海老名駅・長後駅よりバス「用田橋」すぐ
電話:046-238-2094
営業時間:<6月~9月>9:00~18:00 <10月~5月>9:00~17:00
定休日:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。