昭和12年創業!名物 連山もなか が人気の「御菓子司 山口屋」|中新田

海老名市の東側、中新田には昭和12年創業の和菓子店「御菓子司 山口屋」さんがあります。

手作りの和菓子を買えるお店が減少する中、長年おいしい和菓子を提供し続ける名店です。

今回は「御菓子司 山口屋(以下、山口屋)」さんをご紹介します。

「何度も来てもらえるお店」がコンセプト

山口屋さんへ行くには、電車でも車でも大丈夫。

厚木駅から徒歩で行く場合、改札を出て左折し、しばらく道なりに歩きます。
「中新田市街道」のY字路を左手に進んだ地点で相模線の踏切を渡り、少し歩くと反対側にお店がありますよ。

また、お店の前に5台分の駐車場があります。

山口屋さんは、創業当時よりあんこに強いこだわりを持っています。

使用する小豆は北海道産。ゆっくりと時間をかけて煮上げ、甘すぎないさらっとした味わいです。

山口屋さんのコンセプトは「何度も来てもらえるお店」。

そのため体への負担が少なく、「また食べたい」と思ってもらえることを大切にしています。

小豆以外の原材料(小麦粉・お米・くず粉など)も、すべて国産の物を使用しているそうですよ。

お店では冷蔵品を約10種類、通年のものを約20種類ほど、それ以外に詰め合わせも販売しています。

商品は全国発送も受け付けており、冷凍、冷蔵での発送も可能です。

離れた所にいる、大切な方への贈り物にもおすすめです。

通年人気商品は「連山もなか」「バターどら焼き」

山口屋さんの通年人気商品は、「連山もなか」と「バターどら焼き」。

初代が考案した「連山もなか」は、あんこの味を存分に堪能できるお店の看板商品です。化粧箱入りの贈答用も用意されているため、手土産や贈り物にもピッタリ。

連山もなかは粒あんが定番ですが、栗あんを使用したものも人気があるそうですよ。

そして、あんこをたのしむならどら焼きもおすすめ!

どら焼きのあんこはもなかに使われるものよりも柔らかいものを使用し、食感にもこだわっている一品です。

どら焼きとバターどら焼きを詰め合わせで買っていくお客さんも多いそうです。

季節ごとに商品が入れ替わります

季節限定品は、季節の花とイベントに関連した商品を用意。毎年商品はバージョンアップし、少しずつ変化しています。

私が行ったときは、季節の花としてコスモス、イベントものとしてハロウィンの夜やハロウィンのかぼちゃといった商品が並んでいました。

また、だんごや純米大福は冬場は置いてないそう。

季節により商品の入れ替わりがあるため、山口屋さんの公式Instagramは要チェックです!

限定品の「苺大福」は大人気商品

山口屋さんの大人気商品と言えば「苺大福」!

季節限定の人気商品で、ネットの口コミ評価も高い一品です。

苺大福は海老名市の名産品にも選ばれており、地元海老名産のジューシーな苺を使用しています。

とれたて苺と、店内で練り上げるさらっとした上品なあん、とろっとした食感のぎゅうひがマッチしています。

いちご大福の販売期間は1月〜5月で、12月は製造可能な日のみの少量販売。

お正月はお年賀用の和菓子やお餅を求めるお客さんで混雑するため、年末の数日間は販売をお休みするそうです。

販売シーズン中の土日は1200個、お正月期間は2500個も作るんだとか!

早い時はお昼前に売り切れてしまいますが、オープンから10時台に売り切れることは少ないそう。

日によっては閉店間際まで残ることもあるので、諦めずにお店をのぞいてみてくださいね。

私が行った11月には、木苺の大福が販売されていました。10時すぎに行ったら売り切れだったので、ぜひリベンジしたいです!

3種類の和菓子を購入しました♪

今回は3種類の和菓子を購入しました!価格は2023年11月現在のものなのでご了承ください。

1種類目はかりんとうまんじゅう(180円)。

できるだけ早く食べることで、ザクザクした食感が味わえるたのしい一品です。

翌日に持ち越す場合は、冷蔵庫に入れておくと食感が保たれやすく、食べる少し前に常温に戻すとおいしく食べられるそうですよ。

その話を聞いて早めに食べたところ、皮はザクザク!中にはあんこがたっぷりで、さらっとしていて甘すぎず、おいしい!!

これからの乾燥期は湿気の多い夏場より、より一層おいしく食べられるそうです。

2種類目は店員さんイチ押し商品!季節限定の栗蒸しようかん(300円)です。

栗蒸しようかんの日持ちは3日。早めに食べることで、もちもち感が維持されておいしくいただけます♪

11月初め頃に販売終了となる可能性があるので、気になる方は計画的な購入がおすすめです。

フォークで断面を切ってみると、栗がごろごろ入っていました!

一口食べると口いっぱいに栗の風味が広がり、贅沢なお味。羊羹の甘さが控えめなので、栗本来の味が引き立っていました!

3種類目は、連山もなか(250円)です。

もなかの皮はどちらかというとしっとり系で、中につぶあんがたっぷり。

小豆の味と食感がしっかりしており、シンプルな甘さが「これぞ和菓子!」
看板商品なのも納得のおいしさで、つぶあんがお好きな人におすすめです。

常温で1週間おいしく食べられますよ。

ちなみに、上生菓子を購入した際には冷蔵庫で保存し、食べる30分前に常温にするのがおすすめだそうです。

海老名で和菓子を購入するならぜひ山口屋さんへ♪

山口屋さんのご主人は、現在3代目。趣味はマラソンで、フルマラソンやトライアスロン大会にも出場するスポーツマンです。

おいしい和菓子を提供するため、毎日夜中の午前1時ごろから作業をしているそうですよ。

山口屋さんでは、食べるお客さんのことを考えた優しくておいしい和菓子を購入できます。

ぜひ訪れてみてくださいね。

御菓子司 山口屋
住所:神奈川県海老名市中新田3-30-9
アクセス:小田急線・JR相模線「厚木駅」より徒歩約6分
営業時間:9:00-16:00
定休日:火曜日 ※祝日の場合は営業・その他不定休あり
電話番号:046-231-0471
駐車場:5台分
Instagram: @yamaguchiya_wagashi

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。