アユの直売は市内でここだけ!三田の「厚木あゆ種苗センター」

厚木と言えばアユ!アユ料理のお店がたくさんある一方で、新鮮なアユを購入できる場所は厚木ですら意外と少ない気がするんですよね。
そんな中アユをなんと活魚(生きた状態)として、どこよりも新鮮に購入できる直売所を三田で発見しました。それが「厚木あゆ種苗センター」です!

本厚木からバスで16分。アユの通年販売をおこなう

厚木あゆ種苗センターは、神奈川県内水面漁業協同組合連合会が運営するアユの養殖場兼、直売所です。
中津川の井戸水による低温環境で育った豊満なアユを、鮮魚・冷凍魚・加工品として通年販売しています。さらに6月から10月の間限定で活魚の販売もおこなっています。

ここで育ったアユは、そのおいしさから「相模の鮎」としてかながわブランドに登録されています。格別なアユの源泉地かつ、直で手に入る市内唯一の場所として、厚木あゆ種苗センターは親しまれています。

アクセスは、小田急線本厚木駅から宿原入口行きのバスで約16分ほど。三田十日市場停留所で下車後、徒歩約4分ほどで到着します。
車の場合は、圏央厚木ICから約8分、東名厚木ICだと15分ほどです。敷地内に3台分の駐車場があります。
営業時間は10時から16時。定休日は11月12月の土日祝日です。

他、期間限定で買取も手掛けています。

高価なアユをお手頃な価格で提供しています

直売所内です。奥は養殖場ですが立ち入り禁止となっています。

大きな水槽で群泳するアユ。こちらは観賞用となっています。

加工品の甘露煮が販売されていました。

お値段はこちら。市販のアユの相場が300円から400円、天然アユだとその倍以上といわれています。そんな中、捕れたての新鮮なアユが280円から買えてしまうのはとてもお買い得です!

他、アユの配送も手掛けています。

プロ級の逸品が280円から食卓に!

今回購入したのは活魚2匹。袋の酸素は1時間程度までですので、寄り道せず早めに帰りましょう。

釣りが趣味の方はご存知ですが、釣り上げた川魚って場所によっては泥臭さがするんですよね。しかし、キレイな水で飼育している直売所のアユは泥臭さどころか、魚にありがちな生臭さすらほとんど感じられません。
家に着いてもなおキレイな水で元気に泳ぐ姿に、無情にも食欲をそそられます。

魚の締め方はいろいろありますが、氷水に浸すやり方が簡単でオススメです。冷凍庫があれば袋を入れて15~20分程度で締めることができます。

活魚の下処理として、最初に腸内のフンを押し出すフン抜きの作業が必要ですが、直売所のアユは数日の断食がされているため必要ありません。内臓を取らない場合は締めた後、ぬめりを取って塩をつけるだけ。包丁を使わず簡単に下処理が終わります。

今回しっかり氷で締めたはずなのに、まな板の上で内臓を取っている最中でもまだビクビクっと動いていました。刺身にするにもピッタリな活きの良さです。

少し身が崩れてしまいましたが、無事完成しました。

驚いたのは、今まで感じたことのないフワフワ食感。口の中でとろけるやわらかさがやみつきになりました。さらに肉汁たっぷりで身も大きく食べ応え抜群。かつ、あっさりとした風味なので永遠にご飯が進みます。
頭から骨まで余すことなく平らげました。

上質なアユを簡単に安く手に入れられる「厚木あゆ種苗センター」。有名店でしか食べられないレベルの逸品料理が、まさか素人の簡単調理で食卓に並ぶとは思いもしませんでした。

厚木あゆ種苗センターではアユを年中問わず販売中です。みなさんも夏の風物詩を季節問わず楽しんでみませんか。

厚木あゆ種苗センター
住所:神奈川県厚木市三田1928
アクセス:小田急線「本厚木駅」1番バス乗り場から「宿原入口」行き乗車約16分、「三田十日市場」下車後、徒歩約4分
車の場合
・圏央道圏央厚木ICから約8分
・東名厚木ICから約15分
TEL:046-281-7852
営業時間:10:00-16:00
定休日:11月12月の土日祝日
(他、鮎の出荷状況や作業状況により臨時休業が発生する可能性あり)
駐車場:あり(3台分)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。