厚木市│縁をつなぐ手作り雑貨のお店「ツナグしっぽ」

普段の生活を彩る雑貨が欲しくなることってありませんか?
自分が手にしたその雑貨が、犬や猫など動物たちの支援活動につながるとしたら、ステキですよね。

今回は、雑貨を購入することで動物たちへの支援に繋げてくれる手作り雑貨のお店「ツナグしっぽ」を紹介します。

猫店長がお迎えしてくれる雑貨屋さん

「ツナグしっぽ」は本厚木駅から徒歩約10分ほど歩いた、厚木中央公園のすぐ近くにあります。

目印はかわいい猫店長の「グッポさん」。

こぢんまりとした佇まいのかわいらしいお店です。
私自身も猫が家にいるので、このお店は以前から気になっていました。

お店の外にも中にも猫がいっぱい!

お店の扉には、たくさんの猫ちゃんの情報が貼られています。
実はツナグしっぽでは雑貨の販売だけでなく、猫ちゃんの保護活動もおこなっているんです。
猫ちゃんたちの情報を多くの人に知ってもらうために、お店の外にもたくさんのチラシが貼ってあります。ぜひチラシもチェックしてみてください。

さっそく店内に入ってみましょう!

店内には猫グッズがたくさん!猫好きにはたまりません。
この雑貨たちはすべて作家さんによる手作りです。猫店長グッポさんの名刺もあるので探してみてくださいね。

ヘアゴムやピアスなどのアクセサリーの他、ボールペンやキーホルダーなどの日用雑貨もそろっています。オブジェやマスコットはお部屋のワンポイントに最適ですね。

一押しは猫用のグッズ!ハンドメイドのハンモックや首輪が販売されています。
他では買えないハンドメイドなだけでなく、たいへんリーズナブルな価格で購入できるので、猫ちゃんたちに買ってあげたくなっちゃいますね。

できる人が、できることを、できるときに、できる分だけ

「ツナグしっぽ」の代表の山岡さんに、お話を伺うことができました。

ツナグしっぽの母体となっているのは「しっぽ村」という動物保護団体。2011年の東日本大震災の際に、被災した動物の保護や被災者の方たちへのボランティア活動をおこなったことが、ツナグしっぽを作るきっかけになったといいます。

この時に作った「ふくさ」や「アクリルたわし」は、今でも代表の山岡さんにとって思い入れの強いアイテムなんだそうです。

私のおすすめは「アクリルたわし」。洗剤を使わずに食器を洗えるので人間にも動物にも環境にも安心な商品です。

(写真左:ふくさ、中央:ヘアゴム、右:アクリルたわし)

もともと山岡さんが手芸を得意としていたこともあり、ハンドメイド作品の販売をはじめたそう。
そのモットーは「できる人が、できることを、できるときに、できる分だけ」。
ステキな言葉ですよね。
「誰か一人だけ」ではなく、できる人が無理のない範囲でかかわっていくことで、人も動物もつながっていく優しい空間です。

雑貨の売り上げは、動物たちの保護活動に使われます。動物と暮らしていない人でも、保護活動に貢献できるのはすばらしいですね。

人も動物も想いもつながるお店

「ツナグしっぽ」の「ツナグ」には、動物と人とをつなぐことはもちろんですが、人と人をつなぐという意味も込められています。

こちらの猫ちゃん用ハンモックは、厚木市飯山にある就労継続支援B型事業「つばき作業所」とコラボして作ったものです。

ハンモックはすべて手縫い。一針一針に気持ちが込められています。

私もこのハンモックをわが家の猫たちに購入しました。
猫用品を買うとなると出費が…となることは度々あるかと思いますが、ツナグしっぽの猫グッズはお財布にも優しいのでどんどんほしくなっちゃいます(笑)。

そして「ツナグしっぽ」は、作家さんたちもつなぐ大事な場所です。
作った方が直接納品にいらっしゃるということで、作り手のモチベーショ向上にもつながっています。
雑貨の隣には作家さんの名刺が置いてあるので、気になる作家さんがいたらSNSもチェックしてみてください。

もちろん「ツナグしっぽ」のフォローも忘れずに!ハンドメイド雑貨の紹介の他、保護活動についても投稿されているので、興味のある方は見てみてくださいね。

厚木中央公園も近くにあるので、お散歩などで近くに来た際はぜひ立ち寄ってみてください。
かわいい雑貨たちに癒しとパワーをもらえること間違いなしです。

チャリティー系手作り雑貨店 ツナグしっぽ
住所:神奈川県厚木市寿町2丁目2-17
アクセス:小田急線「本厚木駅」より徒歩約10分
営業時間:11:00-15:00
営業日:金・土・日・月
定休日:火・水・木
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。