海老名で四季折々の花を楽しむならここ!「森の楽校 三日月地」

海老名市には緑あふれる公園がたくさんあります。
その中でも田んぼに囲まれ、四季折々の花が楽しめる居心地のよい場所があることをご存知ですか?
今回はそんな自然を目一杯楽しめる「森の楽校 三日月地」を紹介します。

駅から三日月地までの道も自然があふれる

「森の楽校 三日月地」(以下、三日月地)は海老名駅から徒歩約25分と駅からは少し遠いですが、駅から一本道なのでわかりやすいところにあります。

海老名駅とマルイファミリーの間の市道528号線を北にまっすぐ進み、大谷水門という交差点の右手に位置します。この市道沿いの歩道もとても素敵なんです。

駅から少し歩くと右手には田んぼが見え、田んぼの奥には大山が見渡せます。小川やベンチもあり、桃や藤、紫陽花、百日紅など季節ごとに花の色と香りを楽しめます。
時間がある時は駅からのんびりお散歩して向かうのもいいですね。

駐車スペースも道を挟んで向かいに6台分あります。車で行けるのも子連れには本当にありがたいです。幅にゆとりのある駐車場なのでとても停めやすいです。

四季折々の花が楽しめる

三日月地の入り口を入ると、目の前には藤の木でできた休憩所があります。4月頃から藤の花が咲き、甘く優しい香りに包まれます。

藤の木の下には自然の木を使って作ったさまざまな大きさの椅子と机が並びます。お弁当やおやつを持ってきてのんびり食べるのもいいですね。

休憩所の右手にはバラの木があり、春先に黄色いバラの壁が現れます。美しいバラを背景に写真を撮れば、フォトジェニックな1枚になること間違いないです!

バラの木を右手に、道を進んでいくと、花壇が出てきます。春には芝桜やチューリップ、夏にはひまわり、秋にはコスモスをメインに季節ごとたくさんのお花が咲き誇ります。

秋の風物詩であるコスモスには夕焼け空と相性抜群。まだまだ暑い日が続きそうなので夕方に訪れて、虫の声と共に秋を感じるのはいかがでしょうか。

お花だけでなく生き物との出会いも

花壇の左手には小さな川があり、鴨や白いサギが気持ちよさそうに泳いでいます。
川や田んぼが近くにあるので、カエル、トンボ、ヤゴ、アメンボ、ザリガニ、ドジョウなどたくさんの生き物を観察することができます。

木にはセミやカブトムシ、クワガタも訪れます。夏には小さいアマガエルがたくさん遊びにきてくれます。夜になると、ゲロゲロとまさに合唱が始まるのでぜひ聴いてみてください。
生き物はこれだけではありません。

藤の木の下にはメダカや金魚、エビが飼育された水槽が置いてあります。透明な水槽もあるので、小さい子どもでも見やすいです。うちの子どもたちも少しずつ大きくなるメダカを観察して楽しんでいます。

水場、草むら、木、空とたくさんの生き物に会えるのでお子さんの自由研究にもってこいです!
ただし、夏は蚊も多いので気をつけてくださいね。

昔ながらの手作りおもちゃ

お花と生き物を楽しんだら、今度は身体を動かす遊びもしたいですよね。
三日月地には遊具はありません。しかし、自然を活かした昔ながらの手作りおもちゃが置いてあります。

入り口のすぐ左手には、誰でも遊べるよう竹で作られたぽっくりが吊るされています。
その横にはツルで作られた輪投げが楽しめるスポットも。

うちの子どもたちはぽっくりと輪投げが大好きで、行くと必ず遊びます。輪投げを並べてけんけんぱをしたり、ぽっくりを並べてバランスストーンのようにしたり。子どもたちはいろいろ工夫して遊ぶので見ていて面白いです。

生き物の成長、花の入れ替わりと自然は1日たりとも同じではないですよね。
自然とたくさん触れ合って、考えて遊んで。
小さい広場ですが、何回行っても違う顔を見せてくれるのでまた行きたいと思わせてくれます。

毎月第三土曜日の10時~12時には「森の楽校で遊ぼう」を開催しているようです。
私自身少し虫が苦手なので、このような子どもたちが自然と触れ合えるイベントは本当にありがたいです。タイミングが合わず、まだ伺えていないので、次回こそは行ってみたいと思います。

自然とのふれあい遊びをしたい方や四季折々の美しいお花に癒されたい方はぜひ足を運んでみてください。

森の楽校 三日月地
住所:神奈川県海老名市大谷741-7
アクセス:小田急線「海老名駅」から徒歩約30分
相鉄線「海老名駅」から徒歩約30分
JR相模線「海老名駅」から徒歩約30分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。