ホッと一息つける景色を味わいながら、ごはんをいただける場所が海老名にあるのをご存知ですか?
窓の外いっぱいに広がる緑を眺めながら、思わず深呼吸したくなる場所。海老名市望地の丘の上に、昨年12月オープンした農家レストラン「yato.」をご紹介します。
海老名の丘の上に広がる農家レストラン

yato.があるのは、海老名駅から車で約10分ほどの場所。里山の小さな丘の上、静かな環境の中に佇むレストランです。
みかんを中心とした柑橘の木々が栽培され、季節ごとにオレンジ、黄色、緑と色を変える景色が楽しめます。
私たちは11時の開店に合わせて予約して訪れましたが、到着した11時少し前には、すでに店舗前に車が3台停まっていました。
平日でも待ち時間が発生するため、事前予約がおすすめ。窓際の席は特に人気なので、予約は必須です。
景色を楽しむ店内

yato.の店内は、3面に広がる大きなガラス窓が特徴。段差をつけたフロア設計により視界を遮らず、窓際の席からは目久尻川や海老名の街並み、そして眼下に広がるみかん畑を一望できます。
平屋に差し込むやわらかい光が、日常から少し離れた時間を演出してくれます。
席に着くと外の緑や空の青さが目に飛び込み、「ここでどんな時間を過ごそうか」と、自然に気持ちがほどけていきます。
座席数は約21席で、カウンター席とテーブル席があり、一人でも複数人でも利用しやすい配置。窓の外の景色を独り占めできるカウンター席は特に人気です。
地元食材にこだわった一汁一菜
ランチは11時から14時まで。
「一汁一菜 農家の豚汁定食」(税込1,500円)を提供しています。

私が訪れた時は、プレオープン期間中だったためメニューはシンプルです。
今回注文した「一汁三菜 農家の豚汁定食」がこちら。

市内産の野菜を中心に、地元の食材がふんだんに使われています。
キャベツで包んだ豚バラ、大根のお漬物、小松菜のお浸し、ご飯、そして具沢山の豚汁をいただきました。
どのお料理もどこか懐かしく、体にやさしく染み渡る味わいです。豚汁には七味が添えられ、風味のアクセントも絶妙でした。
生姜の佃煮(税込150円)や、ランチサービスコーヒー(税込500円)もあり、料理と時間をゆったり楽しむことができます。
上品な器と盛り付けに、鮮やかな彩りが添えられ、味わう前から楽しめる一品でした。
体に染みる 里山のごはん
写真に収めると料理と窓外の景色の両方が映えます。

食事のあとは、窓の外に広がる丘や畑を眺めながら、しばらく席を立たずに過ごす人の姿も見られました。
急いで食事を終える場所ではなく、景色や会話を楽しみながら、それぞれのペースで時間を味わえるのがyato.の魅力です。

庭に出ると、丘の上から海老名の街の方まで見渡すことができ、里山と市街地がゆるやかにつながる景色が広がります。
午後のひとときと農園の恵み
14時から16時まではおやつタイム。
酒饅もどき(ほうじ茶付き・税込500円)や、コーヒー(税込650円)をいただきながら、窓の外に広がる丘や畑の景色を楽しめます。

店内では、農園で育てられた柑橘系、自家製の蜂蜜も販売されており、ランチやおやつの余韻とともに、里山の恵みを日常へ持ち帰ることができるのも、この場所ならではの魅力です。
地域とつながる農家レストラン

「yato.」を運営しているのは、柑橘類を中心に栽培している鈴木農園。
里山の自然と農地を活用し、地元食材を楽しむレストランは、“農業の6次化”につながっています。
実際に訪れてみると、その思いは料理や空間づくりからも感じ取れます。
地産地消を大切にした一汁一菜の食事、みかん畑を望む景色、そして時間に追われない穏やかな雰囲気。
地元食材や里山の風景といった素材を活かした料理と空間だからこそ、多くの人がこの場所に惹かれるのだと感じました。

私たちが12時半過ぎに店を後にした際も、店の外にはまだ3組ほどの人が並んでいました。景色とともに食事を楽しめるこの場所は、地域の魅力を静かに伝えてくれる存在です。
里山の丘で過ごす、やさしい時間

店名の「yato.」は里山の風景を思わせ、この場所でしか味わえない空気を感じられます。
ランチやカフェタイム、農園の果物や蜂蜜を手に入れることで、訪れる体験はさらに豊かに。
ガラス越しの光、一汁一菜の温かさ。海老名の丘の上で、日常をちょっと忘れて、やさしい時間に包まれるひとときを過ごしてみませんか。
yato.
住所:神奈川県海老名市望地2-614
アクセス:JR相模線、相鉄本線、小田急線「海老名駅」から車で約10分
TEL:090-8422-0404
営業時間:11:00-16:00(ランチ14:00まで)
定休日:日・月・火曜日
駐車場:あり(6台)





















